日産セレナのプロパイロットとは?できることや他のミニバンの自動運転と比較

日産セレナのプロパイロットとはどんな機能か説明しましょう!

プロパイロットは(ほぼ)自動運転機能

プロパイロットは、ハンドルやアクセルの操作が不要になる自動運転機能です。高速道路でしか使えない機能ですが、ドライバーの負担を激減してくれる素晴らしい機能です。

プロパイロットの概要
  • 高速道路でハンドルやアクセルの操作が不要になる。
  • ドライバーは基本操作不要で、安全確認と緊急時の対応のみ。
  • 標準装備ではない。
  • メーカーオプションのセーフティーパックBをつける必要がある。
  • セーフティーパックBを付けるには222,200円。
  • セーフティーパックBには、プロパイロット以外の機能も盛りだくさん。

公式HP
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance_safety/nim_front.html

プロパイロットにできること

日産セレナのプロパイロットにできること

セレナのプロパイロットを使えば、運転のほとんどを自動化できます。

アクセルを踏まずに設定した一定のスピードで走れるし、カーブを曲がるときはハンドルが自動で動きます。

設定したスピードで走っていて前に遅いクルマがいると、ブレーキペダルを踏まなくても減速します。減速したあとは、設定してる車間距離を保ったまま前のクルマに付いて走るんです。

プロパイロットでできること
  • 設定したスピードでの自動走行
  • カーブを曲がるときのハンドル操作
  • 前方に遅いクルマがいるときの減速と追従
  • 渋滞に巻き込まれた状態(遅いスピード)での走行

まさに、ほとんどの操作が自動で行われてる感じですよ。

プロパイロットにできないこと

日産セレナのプロパイロットにできないこと

セレナのプロパイロットは設定した速度で走行車線(左側)を走ることができるし、遅いクルマがいても車間を保って走り続けることができます。

でも、遅いクルマがいるときに自動で追い抜かすことはできません。(日産の高級車スカイラインのプロパイロット2.0だと、遅い車を追い抜かすのまで自動でやっちゃいます。)

プロパイロットにできないこと
  • 前方に遅いクルマがいるときの追い越し
  • 完全な自動運転

プロパイロットができないもう1つのことは、完全な自動運転です。プロパイロットはあくまで『運転支援機能』なので、完全な自動運転ではないんです。

プロパイロットで気をつけなきゃいけないこと

日産セレナのプロパイロットで気をつけなきゃいけないこと

プロパイロットを使うと、アクセルやブレーキ、ハンドルの操作が不要になります。でも、完璧な自動運転ではないんです。

天候がよくなくて視界が悪いと、セレナが周囲の状況をカメラやセンサーで把握できず自動でうまく走れない可能性があります。

急な割り込みをしてくるクルマがいると、対応しきれずに接触事故になるかもしれません。

注意
高速道路を走るときにハンドル操作などが不要になる便利なプロパイロット機能ですが、あくまで運転してるのはドライバーです。

プロパイロットで走行してるときもしっかり周囲の状況を確認して、必要があればブレーキを踏んだりハンドル操作をしましょう。

他のミニバンより一歩進んでるプロパイロット

2020.1月現在、セレナと同じ大きさ・価格帯だと、プロパイロットほど優秀な運転支援機能があるミニバンはありません。

比べるとミニバン
  • セレナ(日産)
  • ステップワゴン(ホンダ)
  • ノア・ヴォクシー・エスクァイア(トヨタ)
車名自動走行ハンドル操作ブレーキ渋滞時
セレナ
ステップワゴン×
トヨタのミニバン×××

遅いクルマに追従できないトヨタ

まず、設定した一定の速度で走行できるのはすべていっしょです。

ですが、目の前に設定速度よりも遅いクルマがいるときは、トヨタのミニバン(ノア・ヴォクシー・エスクァイア)が劣ります。

セレナとステップワゴンは、スピードを落として前のクルマに合わせて自動で走れます。でも、トヨタのミニバン(ノア・ヴォクシー・エスクァイア)は前に遅いクルマがいてもスピードを自動で落とすことができません。

だから、トヨタのミニバン(ノア・ヴォクシー・エスクァイア)は必ずブレーキ操作が出てきます。

渋滞時に自動運転できないステップワゴン

セレナとステップワゴンの自動運転機能はほとんど同じ。でも、1つだけちがうところがあります。

それは、『渋滞に巻き込まれた低速時に自動運転機能を使えるかどうか』です。

スッテプワゴンは、渋滞のような遅いスピード(時速30km)だと自動運転機能が作動しません。(ハイブリッドであれば、スッテプワゴンでも渋滞時の自動運転が可能。)

これに比べて、セレナなら渋滞のような遅いスピードでも(ガソリン車とe-POWERのどちらでも)、自動運転機能が作動するので、ドライバーの負担が軽減されますよ。

ドライバーの負担を軽減したいならセレナ一択

つまり、ドライバーの負担をいちばん軽減してくれるのは日産のセレナです(2020年1月現在)。

私のように、運転することそのものの楽しさよりも、ドライブの負担軽減を何より重視するのなら、ミニバンはセレナ一択です。

プロパイロットを使ったときに、『セレナを選んで良かった』と心から思えるくらい運転が楽になりましたから。

さいごに

プロパイロットはドライバーの負担をかなり軽減してくれるので、最高の機能です。プロパイロットだけを目当てにセレナを選んでもいいくらいです。

でも、セレナには他にも魅力がたくさんあるんです。

セレナの魅力をまとめた記事もあるので、ぜひご覧ください。

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